メディア・ユニバーサルデザインとは? - デザイン編 -

伝える手段の一つであるピクトグラムやアイコンは、「視覚で伝える言語」として、文字では伝えきれない情報や雰囲気を一瞬で読者に届ける力を持っています。
ただし、その力を十分に発揮させるには、選び方や使い方にちょっとしたコツが必要です。
今回は、効果的なピクトグラムの使い方と、一貫性あるアイコン・シンボル選びのポイントを実例とともにお伝えします!

ピクトグラム 〜直感で分かるを第一に〜

ピクトグラムの最大の役割は、説明を読まなくても意味が伝わることです。施設案内や操作説明など、読むより「見るほうが早い」シーンで大きな効果を発揮します。

\ POINT /

  • シンプルな形状にする

細かい装飾や複雑な線は認識に時間がかかります。人や物のシルエットは可能な限り簡略化しましょう。

  • 国際的に通じる形を採用する

ISOや公共施設で使われている標準ピクトグラムは、言語や文化の違いを越えて認識されやすい形状です。

  • 色で意味を補強する

注意喚起は黄色+黒、禁止は赤い斜線など、色が持つ心理的意味を合わせて使うと認識スピードが上がります。

 

 

アイコン・シンボル 〜一貫性が命〜

複数のアイコンを使う際、統一感があるかどうかは全体の印象を大きく左右します。バラバラなアイコンが混在すると、見る人は無意識に違和感を覚え、情報の信頼性まで損なわれることがあります。

\ 統一したい3つのPOINT /

  • オブジェクト

線の太さや角の形状を揃えることで、アイコン同士の親和性が高まり、視覚的なノイズが減ります。

同じ色を使い続けることで全体がまとまり、見る人の混乱を防ぎます。ブランドカラーをアイコンに反映させると、企業らしさも伝わります。

  • フォント

ゴシックや明朝など文字の種類を統一すると、アイコンとテキストのバランスが整い、読みやすさが向上します。

過剰装飾は逆効果

ピクトグラムやアイコンは飾りではなく「情報を瞬時に伝える」ためのものです。影やグラデーション、立体感などの装飾を多用すると、逆効果になることがあるため注意が必要です。

  • 情報伝達が遅れる…

装飾が多いと、形より装飾に意識が向き、意味の把握に時間がかかります…

  • 環境によっては見えにくくなる…

小さな画面や印刷物では細かい装飾が潰れてしまい、視認性が低下します…

 

★装飾は必要最低限に!

「引き算のデザイン」を心がけることで、情報がより明確に伝わります!

実例

では、実際にどのような配慮や工夫を加えるのか、実例を交えてご紹介します!

改善前

デザイナーのこだわりが細部にまで施された看板ですが、メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の観点から見ると、ちょっと情報が伝わりにくい印象です。一見するとシンプルで洗練された雰囲気ですが、英語が分からない人にとってはどう見えるでしょうか?

改善後

遠くからでも認識できるように文字や矢印を大きく配置し、小さな子供や文字が読めない人にも伝わるようにピクトグラムも取り入れています。多くの人が利用する施設の案内図は「おしゃれさ」よりも「わかりやすさ」を重視することが大切です。

まとめ

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)におけるデザインの配慮は、ピクトグラムやアイコンといった「視覚で伝える言語」を通じ、誰もが迷わず情報を理解できることを目的としています。スタジオーネ63には、メディア・ユニバーサルデザイン教育検定(MUD検定)の資格を持つスタッフが在籍しています。MUDを取り入れたデザインをご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

 

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